予期した開発が行われない頽廃化地区

  • By asmile
  • 2014年8月27日
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またハーヴェイ(Harvey;1972;1973)は,「地代が
都市の土地をさまざまな利用に配分する役割を果たすという指摘を行ってゲッ
トーの形成を説明し,それは利用が空間の価値を決定しているからなのではな
く,価値が利用を決定しているからなのであると述べている」(竹内;1984,
p.170)。同様に,モリル(Morrill;1965)もこの観点からゲットーの成因の
解明を試みている。

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この点に関して竹内(1984)は,「このような公式論と,マルクスおよびエ
ンゲルスの著作からの都市問題および住宅問題に関する記述を断片的に引用し
てアメリカ都市問題の説明に適用している部分とは,理論的整合性を持ってい
ない」。これに対してベリー(Berry;1972)は,「ハーヴェイに賛成しつつも,
ハーヴェイの議論は,マルクス主義理論の発展が自動的又は『魔術的』に社会
変化を,もたらすという『思い入れ』であると批判した」(竹内;1984,p.
170)。

わが国における都市スラムの研究事例として,木内(1941)はアメリカの都
市において,都心周辺部にスラムが出現する理由を,都心の拡張による開発を
見越した土地利用の粗放化が一部の頽廃化地区を形成し,都心の立体化が水平
的拡大を停止させることにより,予期した開発が行われない頽廃化地区が一層
悪化すると述べている。さらに木内はこのような現象が日本ではみられないと

し,昭和初期の東京市における不良住宅地区の分布を示した。むしろ「東京の

都市スラムは,市街地の拡大にともなって,市街地の周縁に発生するものが多

いのである。それゆえ,市街地内部にあるスラムも,市街地の拡大によって,

元々は周縁にあったものが内部にとりこまれた結果」(杉浦,1992,p.208)と

考えていた。

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